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昨年度、「このミステリーがすごい」の2009年版ナンバー1
リズミカルな展開の作品
伊坂幸太郎作品らしい展開
それにしても、首相暗殺犯にされてしまう男の話は、つらい
出口がない
その出口がないところを・・・
長い間、積読状態であったが、ようやく読了
NHKで4月から始まった「絆」
中国残留孤児
そんな言葉が生まれる前に、日本に戻った孤児がいた
そこには想像もできないことがあった
城戸久枝
その孤児の2女
中国留学
そして、父の過去を探る旅
父の家族との交流
そこには、中国と日本の文化の違い
そして、歴史観の違い
中国を侵略したのか否か
結論はなく、そこには、それぞれの事実があるだけだ
大分トリニータサポーター、ファン待望の書が出た。
それが、シャムスカ・マジックだ。
これを手にとるのは、おそらく大分トリニータサポーター・ファン、大分県出身者などだろう。
内容も大分トリニータの選手への評価、それも前向きな評価。
戦術面。
シャムスカが大分トリニータで築いてきた歴史。
大分トリニータサポータにとっては、目新しいことはないかもしれないが、確認できたことは多いだろう。
この本を読んで、2009年シーズンも応援しようとする大分トリニータファンが数多く増えることを期待する。
- シャムスカ・マジック/ペリクレス・シャムスカ
- ¥882
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- 13階段 (講談社文庫)/高野 和明
- ¥680
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期待にたがわぬ面白いミステリーだ。- しかも、社会派の力作だ。
- 伏線もしっかりと書かれており、ラストに向かって一気にジョットコースター。
死刑制度の矛盾に触れながらも、犯罪の更正の難しさ、人間の業を思い知らされる展開は見事。
- 悼む人/天童 荒太
- ¥1,700
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久しぶりに、天童荒太が単行本を出した。
なんと、”悼む人”
いったいどうなことをするのだろうか。
しかも、何のために・・
そういう読者の疑問にも答える形で話は進む。
まず、その悼む人、坂築静人。
もしも、彼に道で出会うとすれば、多くの人がその行動に疑問をもつだろう。
宗教でもなく、ひたすら、悼むとは・・・
そういう疑問の答えを出すべき雑誌記者が登場する。
彼は、その影響を受け、次第に変わっていく。その過程では、自らの不幸を乗り越えていく。
もう一人の理解者として、夫を殺した女性が登場する。自分が夫を殺さざるを得なかった過去。幻覚として死んだ夫の姿が悼む人への疑問をささやきつつも、悼む人と行動をともにする。そして、最後には、心を通わせつつも、身近らも悼む人の後を追う。
そして、もう一人の理解者として、悼む人の母が登場する。悼む人が悼む人にならざるを得なかったことを理解し、自らも癌と戦う。
そして、今も悼む人は旅を続けているのだろう。
この世に、死者がいる限り・・・
どこかで、悼む人が旅を止めることを期待したが、やはり、止める事は、できない。
そういう面では、宗教でもなく、巡礼でもなく・・・出口が見えない・・・
普通の幸せを描けない。
そういう悼む人が抱えている心のキズが大きすぎるのだろうか。
彼の旅がどこかで収束することを祈るのみである。
【内容】
全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける坂築静人。彼を巡り、夫を殺した女、 人間不信の雑誌記者、末期癌の母らのドラマが繰り広げられる
聖者なのか、偽善者か?「悼む人」は誰ですか。七年の歳月を費やした著者の最高倒達点!善と悪、生と死が交錯する至高の愛の物語
なお、今回直木賞受賞作品である。
海の日・・・
海のトリトン始まった。
昔のアニメらしく、荒々しさがある映像だ。
手塚アニメが原作らしさもあるし、西崎さんや富野さんの名前も出ている。
ひさしぶりだが、新鮮なアニメだろう。
- 海のトリトン DVD-BOX
- ¥90,000
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ようやく、読んだよ。
恩田陸の夜のピクニック。
それにしても、高校生の最後にこんな行事がある高校ってあるんだろうか。
あればすごいね。
そして、その行事に異母兄妹二人の運命が絡む。
高校時代という多感な年代を明るく描く。
- 夜のピクニック (新潮文庫)/恩田 陸
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- イニシエーション・ラブ (文春文庫 い 66-1)/乾 くるみ
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この本は、2度読みたくなる。
このフレーズは、いい。
驚愕ではないが・・・
最後の「・・・」
要するに、一気に読まないといけない小説でしょう。
A、Bともに・・・
でないと・・・驚けない・・・
なぜ、驚けなかったのか。
それを確認するためにもう一度再読。
ようやく、納得。
そう。。
これもミステリーなんだね。